【甲斐犬】子犬の肌荒れと闘った4ヶ月の記録(脱毛・炎症・外耳炎)

甲斐犬ツムギの日常

こんにちは。飼い主のぱんたぬです🐼

いつもYouTubeを見てくださってる方はご存じかと思いますが、今日は甲斐犬ツムギの肌荒れについて。

おかげさまでやっと「もう治ったと言って良いでしょう!」というところまで回復してきました。

ですので、今まであまり大っぴらにお話できてなかったツムギの症状や、本当に後悔している飼い主の失敗談をお伝えします。

ツムギと同じ生後6ヶ月頃から子犬の肌荒れに悩む飼い主さんが多いことを今回のことで思い知ったので、私の失敗や経験がどこかの飼い主さんのお役に立てたらなと思います。

我が家には2匹の甲斐犬がいます

ツムギよりも先に飼っていた甲斐犬カナコは、今年で11歳。

今まで病気知らずでほとんど病院にも行ったことのない生まれつき超健康な子でした。

10年以上ドッグフードを食べることなく、ブリーダーさんから教えていただいた手作りごはんを食べていたことも健康の要因なのかななんて思っていました。

11歳って言うと200%驚かれます

実はそんなカナコとは血がつながっているツムギ。

ツムギのおばあちゃんがカナコの姉で、ふたりは大叔母と又姪の関係にあたります。

当然同じブリーダーさんから譲渡してもらっているので、ツムギもカナコと同じ手作りごはんを食べさせていたのですが…

結果的に、これが良くなかったのです。

ツムギの肌荒れ症状

  • ヒザ部分のおハゲ(脱毛)
  • 肉球の赤み・炎症
  • 目の充血
  • 外耳炎

最初は「あれ?おしっこでかぶれちゃったのかな?」くらいのお腹の赤いポツポツ。

そこから少しずつ少しずつ異常が増えて、最終的には目周りまで荒れてしまいました。

お腹のポツポツの段階ですぐに病院に連れて行ったのですが、先生には

アレルギーではなさそうだね。人間と同じで生まれつきお肌弱い子もいるからね」

と言われており、アレルギーでないならツムギが本来持つ免疫力を上げていこう…!という考えになっていたのです。

ツムギの耳荒れを心配して舐めるカナコ

というのも、どうやら生後半年を過ぎたあたりから子犬というのは母犬から受け継いだ免疫が無くなることで、肌が荒れだす子が多いそう。

そして成長と共に免疫が上がるから、自然と治っていくケースが多いのだと聞いていました。

肌が荒れてから試したこと

まず「お肌が弱い子」と聞いてから低刺激のカーペットに変更。

お腹のプツプツ赤みは刺激によるものかと考えたのですがこれは効果無し。

ただフワフワの手触りが犬猫たちに好評だっただけでした。

次に病院からいただいた2週間分のお薬

お薬を飲んでいる間は「ちょーっと良くなった?どうなんだ?」という感覚でしたが、薬を辞めたらすぐに肌荒れが進行してしまいました。

さらに免疫を上げるための方法を血眼で調べ、評価の高かったプロバイオCaも試しましたが、これは味が不味かったのかツムギがご飯を食べなくなってしまい断念…。

逆に効果を感じたのは「ネオスキン」と「エリザベスカラー」。

ハゲてしまった部分にネオスキンを塗って、エリザベスカラーで必要以上に舐めたり掻き壊すのを防ぐ…というのはすごく意味があったと思います。

しかしその後も少し治ったと思ったらまた新しい症状が出てきて、

「何をやっても治らない…」

と、毎日半泣きで過ごしているところに、衝撃の連絡が入るのです。

ブリーダーさんから突然の告白

カナコとツムギを生み育ててくれたブリーダーさんがYouTubeを見てくださっていたようで、おハゲ肌荒れ報告動画を出したら、すぐに連絡をくださいました。

その時、初めて

「実はツムギの血族に同じような症状で鶏肉アレルギーの子がいる」

という話を聞かされました。

先住のカナコとは繋がりのない、ツムギの父方の血族にその子はいるそうです。

そして、「ドッグフードより手作りご飯派」のカナムギのブリーダーさんに教えていただいて与え続けていた手作りごはんは、鶏胸肉をメインにしたものでした。

結論:ツムギは鶏肉アレルギーだった

その後ブリーダーさんが鶏肉アレルギー対応のドッグフードを大量に送ってくださり、ツムギのごはんはすぐにそちらのドッグフードに変更。

今まで与えていたオヤツも全て見直して、「チキンエキス」まで徹底して排除しました。

すると少しずつ少しずつ、目の充血や息切れ、炎症やおハゲが治ってきたのです。

※手作りごはんを否定したいわけではなく、ツムギにとっては毒だったという話。

実際カナコはドッグフードを食べないことで11年間体臭ゼロ&超健康そのものなので、その子に合っていれば愛情たっぷりで素敵なものだと思います。

無事に回復した今、思うこと

もうほんっっっとうにツムギには可哀想で申し訳ないことをしたと大大大反省しています。

「子犬だからすぐ息が切れるのかな」なんて話していたのも、今思えばアレルギー反応で熱っぽさがあったのかもしれません。

人間の赤ちゃんが熱っぽくても遊び続けるように、ツムギも具合が悪いそぶりを全く見せなかったことで、肌は荒れてるけどいつも通り超元気にしか見えていなかったのです。

  • 病院で「アレルギーでは無さそう」と言われたこと
  • ツムギの血族に鶏肉アレルギーの子がいると知らされていなかったこと
  • 血の繋がったカナコが大丈夫な「鶏肉」が原因だと思いもしなかったこと

色々なことが重なって原因を突き止めるまでに時間がかかってしまいました。

今思えば病院での言葉を鵜呑みにせず、すぐにアレルギー検査を申し出るべきでした。

そんなこんなでたくさんの後悔を重ねながらも、今はもうおハゲも治りお腹の赤みも綺麗に無くなり、外耳炎でグズグズに膿んでいた耳の中もすっかり良くなりました。

(まぁ肌荒れ関係なく今は耳後ろにでっかいカサブタがあるんですけどこれはただの掻き壊し)

長くなってしまいましたが、これが肌荒れムギちんに起こった4ヶ月の出来事でした。

本当はこんなふうに公表するのも心苦しいくらい今でもツムギには申し訳ない気持ちでいっぱいですが…

一緒に心配してくださったいつもの視聴者さんと、同じような症状に悩む飼い主さんに届いたらいいなと思い記事を書きました。

とにかく本当に…ちゃんと治って良かったよぉ〜〜〜!!😭

おかげで現在体力が有り余る日々。健康第一ですね…!

カナちゃん
カナちゃん

今日はこの辺で、またね〜!

コメント

  1. mokoちゃん より:

    ツムギちゃん、食物アレルギーだったんですね。原因が分かって本当に良かったです😊お肉の食物アレルギーで一番多いのが鶏肉だそうです。(身近なお肉だから、食べる機会も多く、アレルギーを発症しやすいらしいです。)
    最近、あれ?ドッグフード?と思いながら動画を拝見していたんですが、こういう理由があったんですね。

    エリカラ卒業の日が来る事を願っています🙏

    • ぱんたぬ ぱんたぬ より:

      本当に長々とご心配をおかけしました…🥲鶏肉アレルギー、多いのですね。確かにブリーダーさん宅でも小さい頃から鶏肉をメインで与えていたそうなので、納得です。
      さすがドッグフードに気づいてくださっていたのですね😂実はもうツムギは秒速でエリカラを外せるようになってしまったので、傷もほぼ無いことだしエリカラをつけずに過ごしている時間がほとんどなのです。エリカラがなくなってカナコも嬉しそうで…何はともあれ元気になってくれて本当によかったです😂😂😂

  2. 衛藤盾夫 より:

    ブログを発見しました。アレルギー反応は当家の柴犬ハナもこの二年近く悩まされています。ハナの症状は足舐めと肉球の間に赤い爛れがでます。その度にペット病院でステロイド系の薬を処方してもらって服用しています。徐々に服用量を減らしてついには完治となりますが2,3週で再発の繰り返しです。当家も不妊手術後の肥満防止に鶏肉が良かろうと毎日与えています。鶏肉アレルギー対応のドッグフードをハナにも試してみたく思います。商品名等を宜しければご教示ください。

    • ぱんたぬ ぱんたぬ より:

      コメントに気付かずご返信が遅くなってしまい申し訳ありません!ペット病院への通院に治療に再発、本当に心苦しいものですよね。お気持ちとてもよくわかります。ブログ後半に商品リンクも貼ってあるのですが、商品名は「森乳スーパーゴールドフィッシュ&ポテト」というフードです。私の知り合いも愛犬がアレルギーの時にこのフードを食べさせていたと言っていました。ハナちゃんのからだにも合えばいいのですが…早く完治することを心より祈っています。

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